インド洋のマグロ

インド洋のマグロ、資源管理を強化…漁船数の増加抑制

　水産庁は２１日、インド洋のマグロ類の資源を管理しているインド洋まぐろ類委員会（ＩＯＴＣ）が年次総会を開き、大衆マグロのビンナガマグロとカジキ類の大型魚メカジキの資源管理を強化することなどを決めたと発表した。

　ＩＯＴＣ年次総会は１３～１８日にモーリシャスで開かれ、ビンナガマグロとメカジキの漁船数を２０１０年まで０７年の水準に抑えることにした。資源量に大きな変化はないものの、このまま漁船数が増え続けると影響が懸念されるため、予防的な措置として漁船数の抑制に踏み切った。

　ＩＯＴＣは昨年、大衆マグロのメバチマグロとキハダマグロの漁船数を０９年まで０６年の水準に抑えることを決めており、今回の措置はこれに続くものだ。

（2007年5月22日0時15分  読売新聞）

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